【初心者向け】ボンドだけで完成!100均木材で作る簡単おしゃれな小物収納ボックスDIY
はじめてのDIY家具ガイド
【初心者向け】ボンドだけで完成!100均木材で作る簡単おしゃれな小物収納ボックスDIY
おうち時間が増え、身の回りを整えたいと感じている方も多いのではないでしょうか。リビングのテーブルの上や、デスク周りなど、つい散らかってしまいがちな小物をまとめておける収納ボックスがあると便利ですよね。
この記事では、DIYがはじめての方でも手軽に挑戦できる、100円ショップの木材と木工用ボンドだけで作れる簡単でおしゃれな小物収納ボックスの作り方をご紹介します。ノコギリや釘、ネジは使いませんので、工具の扱いに不安がある方でもご安心ください。
このDIYのおおよその所要時間目安は、作業時間15分+ボンドの乾燥時間(数時間〜一晩)です。
用意するもの
このDIYで使う材料と工具は、とてもシンプルです。
材料
- 100円ショップの木材:
- 完成させたいボックスのサイズに合わせて、板状のものを選びます。既に同じ長さにカットされている角材や、幅の広い板、MDF材など、種類は豊富です。今回は、底板用に1枚、側面に使うために数枚(例えば4枚)用意します。
- ポイント:同じ厚みの木材を選ぶと、組み立てやすくなります。また、加工済みのきれいな木材を選ぶと、後処理が楽です。
- 木工用ボンド:
- 一般的な木工用ボンドで大丈夫です。速乾性のものを選ぶと、次の工程までの時間を少し短縮できます。
あると便利なもの(必須ではありません)
- マスキングテープまたは輪ゴム: 木材を貼り合わせた後に、仮止めとして使用すると安定します。
- サンドペーパー(紙やすり): 木材の表面や角を滑らかにしたい場合に使います。
- 塗料(水性ペンキなど): お好みの色に塗ってアレンジしたい場合に使います。
作り方/手順
さあ、実際に小物収納ボックスを作ってみましょう。手順はとても簡単です。
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完成イメージを考える:
- どのような形、サイズのボックスを作りたいか、ざっくりと想像してみましょう。まずはシンプルな直方体(四角い箱)から始めるのがおすすめです。入れたい小物(リモコン、ペン、ハサミなど)の大きさを考慮して、必要な木材のサイズを決めます。100円ショップには様々なサイズの木材がありますので、組み合わせるだけで箱の形になるようなものを選ぶと、さらに簡単です。
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木材を配置してみる:
- 購入した木材を、作りたいボックスの形になるように仮置きしてみましょう。ここで、必要な木材の枚数や、実際に貼り合わせる面のイメージを掴みます。底板の上に側面の板を立てる形で組み立てるのが一般的です。
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ボンドで貼り合わせる:
- 貼り合わせたい木材の片方の接着面に、木工用ボンドを塗ります。ボンドは端までしっかりと、しかしはみ出しすぎないように均一に塗るのがコツです。竹串やつまようじを使うときれいに塗れます。
- ボンドを塗ったら、すぐに木材同士を正確な位置に合わせて貼り合わせます。
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しっかりと固定する:
- 木材同士を貼り合わせたら、ずれや隙間がないようにしっかりと手で押さえます。その後、マスキングテープで外側から動かないように固定したり、輪ゴムを巻いたりして、ボンドが乾燥するまでそのままの状態を保ちます。このとき、木材が垂直になっているかなどを確認しましょう。
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ボンドが完全に乾くまで待つ:
- これが最も重要なステップです。木工用ボンドは、種類にもよりますが、完全に乾くまでに数時間から一晩かかります。パッケージに記載されている乾燥時間を確認し、その間は絶対に動かしたり触ったりしないようにしましょう。触ってしまうと、貼り合わせた面がずれたり剥がれたりして、強度が落ちてしまいます。しっかりと乾燥させることで、丈夫なボックスになります。
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(任意)仕上げをする:
- ボンドが完全に乾いたら、マスキングテープなどを剥がします。木材の表面や角が気になる場合は、サンドペーパーで軽くこすって滑らかにすると、手触りが良くなります。
- さらに、お好みの水性ペンキなどで色を塗ると、オリジナリティあふれるおしゃれなボックスに仕上がります。塗料を使う場合は、塗料が完全に乾いてから使用を開始してください。
これで、簡単おしゃれな小物収納ボックスの完成です!
安全に関する注意点
DIYを楽しむ上で、安全は何よりも大切です。特に小さなお子さんがいるご家庭では、以下の点にご注意ください。
- 作業場所の確保: 作業する場所は、汚れても大丈夫な場所を選び、新聞紙やビニールシートなどを敷いて床を保護しましょう。換気の良い場所で行うのがおすすめです。
- 木工用ボンドの使用: 木工用ボンドは基本的に安全なものが多いですが、使用上の注意をよく読み、換気をしながら使用してください。誤って口に入れたり、目に入ったりしないよう、特に小さなお子さんの手が届かない場所で保管・使用してください。
- 木材の取り扱い: 木材にはささくれがある場合があります。作業中に指を傷つけないよう、軍手などを使用するのも良いでしょう。特に子どもが使うものを作る場合は、サンドペーパーで丁寧に角を丸め、表面を滑らかにすることをおすすめします。
- 作業中の子どもへの配慮: DIY作業は、可能であればお子さんが安全な場所で遊んでいる時間帯や、寝ている時間帯に行うのが望ましいです。作業中は目を離さず、材料や工具に触れさせないように十分注意してください。
- ボンド乾燥中・完成品の保管: ボンドが乾くまでは化学物質が揮発している可能性も考慮し、お子さんの手の届かない、かつ換気の良い場所に置いてください。完成品も、小さい部品を使っている場合や、塗りたての場合は、安全が確認できるまでお子さんから離しておきましょう。
完成品のポイント/応用
完成した小物収納ボックスは、様々な場所で活躍します。
- リビング: リモコン、眼鏡、文具などをまとめて、テーブル周りをすっきり。
- デスク: ペン、ハサミ、定規、付箋などの文具や小物を整理。
- 玄関: 鍵や印鑑など、お出かけ前の小物を一時置き。
- 寝室: ベッドサイドで、読みかけの本やハンドクリームなどを収納。
いくつか同じものを作って並べたり、スタッキングしたりしてもおしゃれです。さらに、ペイントで色を変えたり、ステンシルシートを使って文字や模様を入れたり、取っ手を付けたりするなどのアレンジを加えることで、より個性的で愛着の湧く家具になります。
まとめ
この記事では、100円ショップの木材と木工用ボンドだけで簡単に作れる小物収納ボックスのDIYをご紹介しました。ノコギリや釘を使わないので、安全に手軽に挑戦できます。
はじめてのDIYとして、ぜひこの小物収納ボックス作りを楽しんでみてください。自分で作った家具が家にあると、毎日の暮らしが少し豊かに感じられるはずです。これをきっかけに、他のDIYにも挑戦してみるのも良いかもしれませんね。