【初心者向け】ボンドで完成!簡単おしゃれなソファ横ミニテーブルDIY
はじめてでも大丈夫!ソファ横にぴったりのミニテーブルをDIY
ソファでくつろぐ時間、手元に飲み物やリモコンをちょっと置ける場所があると便利ですよね。そんな時に活躍するのがミニテーブルです。でも、市販品だとサイズが合わなかったり、好みのデザインが見つからなかったりすることも。
この記事では、DIYがはじめての方でも挑戦しやすい、ボンドを使って簡単に作れるおしゃれなミニテーブルの作り方をご紹介します。ノコギリは不要で、少ない材料と工具で完成できます。
おおよその所要時間目安: 約2時間(乾燥時間を除く)
準備する材料と工具
このミニテーブル作りに必要な材料と工具はこちらです。ホームセンターなどで手軽に揃えることができます。
材料
- 天板用の木材: 30cm×20cm程度(お好みのサイズで調整可能)の板 1枚
- 脚用の木材: 天板と同じ種類の木材で、高さ約30cm程度(お好みの高さで調整可能)のもの 4本
- ※いずれも、事前にカットサービスを利用するか、カット済みの木材を購入するとノコギリ作業が不要になります。
- 木工用ボンド: 強力タイプがおすすめです。
- 木ねじ(任意): ボンドでの接着を補強したい場合。木材の厚みに合った長さのものを用意してください。
- 塗料・ワックスなど(任意): お好みの仕上がりにするためのもの。水性塗料などが初心者には扱いやすいでしょう。
工具
- サンドペーパー: 木材の切断面や表面を滑らかにするために使います。粗さの違うものを数種類用意すると良いでしょう。(例: #120、#240など)
- ドライバー(木ねじを使う場合): 電動ドライバーがあるとより楽に作業できます。
- マスキングテープやクランプ(あれば): 接着時に木材を固定するために使います。
- 刷毛や布(塗料を使う場合): 塗料を塗るために使います。
- 鉛筆、定規
簡単おしゃれなミニテーブルの作り方
ここからは、具体的な手順をステップごとに説明します。焦らず、一つずつ進めていきましょう。
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木材の準備と下準備
- 購入した木材が設計したサイズになっているか確認します。もしカットが必要な場合は、専門店のカットサービスを利用しましょう。
- 木材の全ての切断面や表面をサンドペーパーで丁寧に研磨します。表面が滑らかになり、塗料を塗る場合もきれいに仕上がります。特に切断面はささくれやすいので注意深く作業してください。番手の低い(粗い)サンドペーパーから始め、徐々に番手の高い(細かい)ものに変えていくと滑らかになります。
- 研磨で出た粉を乾いた布でしっかりと拭き取ります。
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脚の取り付け位置を決める
- 天板の裏面を上にして置きます。
- 定規と鉛筆を使って、天板の四隅から数センチ内側に入ったところに、脚を取り付ける位置の目安となる印をつけます。脚が内側にある方が、見た目もすっきりとし、安定感も増すことが多いです。
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ボンドで脚を接着する
- 天板の裏面につけた印に合わせて、脚の木材の接着面に木工用ボンドを適量塗ります。ボンドは付けすぎるとはみ出して処理が大変になるので、薄く均一に塗るのがコツです。
- 印の位置に合わせて脚を天板に垂直に立てて貼り付けます。
- ボンドが乾くまでの間、脚がずれないようにマスキングテープで仮止めしたり、可能であればクランプで挟んで固定したりすると、よりしっかりと接着できます。クランプがない場合は、重しを乗せるなどの方法でも代用できます。
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ボンドの乾燥(重要)
- 木工用ボンドが完全に乾くまで、指定された時間(パッケージに記載されています)は動かさずに放置します。乾燥時間はボンドの種類や湿度によって異なりますが、数時間から一晩かかることが多いです。完全に乾いていない状態で動かすと、接着が弱くなってしまいます。
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木ねじで補強(任意)
- ボンドだけでもある程度の強度は得られますが、さらに強度を高めたい場合は、完全にボンドが乾いた後、天板の表面から脚に向かって木ねじを打ち込みます。
- 脚1本につき1~2本の木ねじで固定すると良いでしょう。ネジを打ち込む位置に事前にキリなどで小さく穴を開けておくと、木割れを防ぎやすくなります。
- 電動ドライバーを使う際は、ネジ穴を潰さないように注意してください。
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仕上げ(任意)
- 必要に応じて、全体を再度軽くサンドペーパーで研磨し、表面を滑らかにします。
- お好みの塗料やワックスを塗って仕上げます。木材の保護にもなりますし、ぐっとおしゃれな印象になります。塗料が乾いたら完成です。
安全に関する注意点
DIY作業を安全に行うために、以下の点に注意してください。
- 作業場所: 換気が良く、平らで安定した場所を選んで作業してください。作業スペースは整理整頓し、つまずいたり、ものを落としたりしないように注意しましょう。
- 工具の取り扱い: ドライバーやサンドペーパーなど、使う工具の正しい使い方を確認してください。特に電動ドライバーを使う際は、取扱説明書をよく読み、無理な力を加えないように注意しましょう。
- 材料の特性: 木材を扱う際は、ささくれなどで怪我をしないように注意してください。必要であれば軍手などを着用しても良いでしょう。
- ボンドや塗料: ボンドや塗料を使用する際は、換気を十分に行ってください。皮膚や目につかないよう注意し、もし付着した場合はすぐに洗い流してください。小さなお子さんやペットがいるご家庭では、特に塗料やワックスの種類を選ぶ際に、安全性の高いもの(例: 自然塗料など)を検討するのも良いでしょう。
- 子どもがいる場合: 作業中、小さなお子さんが作業場所に近づかないようにしてください。工具や材料は子どもの手の届かない場所に保管しましょう。完成した家具は、角を丸くやすりで削ったり、ぐらつきがないか確認したりするなど、安全に使用できるか十分にチェックしてください。
完成!ミニテーブルを暮らしに取り入れる
完成したミニテーブルは、ソファ横だけでなく、ベッドサイドやちょっとした飾り棚としても活用できます。シンプルなデザインなので、どんなお部屋にも馴染みやすいでしょう。
もし慣れてきたら、天板の形を変えてみたり、脚のデザインを工夫してみたりと、アレンジにも挑戦してみてください。例えば、脚を少し太くしたり、色を変えるだけでも印象が変わります。
まとめ
この記事では、ボンドを主に使って作る、初心者向けの簡単おしゃれなミニテーブルDIYをご紹介しました。材料も少なく、ノコギリ不要でできるので、DIYの第一歩として気軽に挑戦できます。
自分で作った家具には、市販品にはない愛着が湧くものです。ぜひこのミニテーブル作りを通して、DIYの楽しさを体験してみてください。次に挑戦したい家具のアイデアもきっと浮かんできますよ。