重ねるだけ!プラスチックケースで簡単おしゃれ収納ベンチDIY
はじめてのDIYに最適!簡単おしゃれな収納ベンチを作りましょう
「DIYに挑戦してみたいけれど、難しそう」「工具を扱うのが不安」「時間があまりない」と感じていませんか?特に小さなお子さんがいるご家庭では、安全面も気になりますし、まとまった作業時間を取るのも難しいかもしれません。
この記事でご紹介するのは、そんなDIY初心者の方にぴったりの「プラスチックケースで作る収納ベンチ」です。特別な工具はほとんど使わず、手順もとてもシンプル。プラスチックケースを重ねるというアイデアで、あっという間に実用的でおしゃれな収納ベンチが完成します。
この収納ベンチは、お子さんのおもちゃ収納や、玄関先でのちょっとした腰掛け、リビングのサブテーブルとしても活躍します。必要な材料は手軽に入手できるものばかり。ぜひ、はじめてのDIYに挑戦してみてください。
- このDIYのおおよその所要時間目安: 60分
必要な材料と工具
このDIYで使う材料と工具は以下の通りです。どれもホームセンターや100円ショップで手に入るものばかりです。
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材料
- フタ付きプラスチックケース: 必要な高さに合わせて、同じサイズ・形のものを複数個(例: 3〜4個)。スタッキングできるタイプがおすすめです。しっかりした作りのものを選びましょう。
- 天板になる板材: プラスチックケースを並べたサイズに合うもの。厚みがあり、座ってもたわまない程度の強度が必要です。ホームセンターで購入し、必要なサイズにカットしてもらうのが簡単です。または、既に持っている板や、丈夫な端材でも構いません。
- 固定具:
- 結束バンド: プラスチックケース同士を固定するために使います。
- 強力な両面テープ または マジックテープ(幅広タイプ): 天板とプラスチックケースを固定するために使います。
- (オプション)タッピングビス(木材用): より強固に固定したい場合。プラスチックケースの厚みに合わせた長さのものを選びます。
- (オプション)お好みで
- リメイクシートまたは塗料: 天板やプラスチックケースの表面をおしゃれにしたい場合。
- クッション材と布: 座面をふかふかにしたい場合。
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工具
- カッター または ハサミ: 結束バンドを切るために使います。
- メジャー または 定規: サイズを測るために使います。
- ドライバー(オプションでビスを使う場合)
作り方/手順
さあ、実際に作ってみましょう。手順は簡単です。
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プラスチックケースを準備する
- 使用するプラスチックケースをきれいに拭きます。
- 必要な数を揃え、重ねた時の高さや並べた時の幅を確認します。この時、フタは外しておきます。(フタは後で別の収納に活用できます。)
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プラスチックケースを重ねて配置する
- ベンチを置きたい場所に、プラスチックケースを希望の形に並べます。横に並べたり、上下に重ねたりして、完成イメージを確認しましょう。安定感を考慮して、下の段はしっかりと設置してください。
- 複数段重ねる場合は、後の固定がしやすいように、上下のケースの角が揃うように意識します。
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プラスチックケース同士を固定する
- 重ねたり横に並べたりしたプラスチックケース同士を、結束バンドで固定します。ケースの縁や取っ手部分など、結束バンドを通しやすい場所を選び、しっかりと締め付けます。
- 上下のケースを固定する際は、ケースの角にある補強部分などを利用すると、結束バンドが目立ちにくく、より安定します。何箇所か固定することで、全体のぐらつきを防ぎます。
- カッターやハサミで余分な結束バンドの端を切り取ります。切り口が鋭利にならないように注意してください。
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天板を準備する
- 購入したカット済みの板を用意します。もし自分でカットする場合は、作業台の上でクランプなどで固定し、怪我に十分注意して作業してください。
- (オプション)天板をおしゃれにする場合は、リメイクシートを貼ったり、塗料で色を塗ったりします。塗料を使う場合は、換気を十分に行い、完全に乾燥させてください。
- (オプション)座面をクッション付きにする場合は、板の上にクッション材を貼り付け、好みの布で覆ってタッカーやボンドで固定します。
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天板を固定する
- プラスチックケースの上に天板を乗せ、位置を調整します。
- 天板とプラスチックケースを強力な両面テープまたは幅広のマジックテープで固定します。テープをケースの上部縁に沿って複数箇所貼り付け、その上から天板をしっかりと押し付けて固定します。マジックテープなら、後で天板を取り外したい場合に便利です。
- より強固に固定したい場合は、プラスチックケースの内側からタッピングビスで天板を留めることもできます。ケースの底面を貫通させないよう、ビスの長さに注意してください。ビス留めをする際は、プラスチックが割れないように、ゆっくりと力を加えてください。
安全に関する注意点
DIY作業を安全に行うために、以下の点に十分注意してください。
- 作業場所: 必ず安定した平らな場所で作業を行ってください。滑りやすい床や、不安定な場所での作業は危険です。
- 工具の扱い: カッターやハサミを使う際は、刃の向きに注意し、指を切らないように慎重に扱ってください。結束バンドの切り口は鋭利になることがあるため、切り取った後は指で触って確認し、滑らかに処理するか、見えにくい内側に隠すようにしてください。
- 材料の注意: 板材の角にささくれやトゲがないか確認し、必要であればヤスリなどで滑らかにしてください。プラスチックケースのフチなども確認しましょう。
- 固定の確認: ケース同士、およびケースと天板の固定がしっかりできているか、必ず確認してください。ぐらつきがあると、座った際に転倒する危険があります。特に小さなお子さんが使う場合は、大人が座って強度を確認するなど、十分な安全確認を行ってください。
- 完成品の設置: 完成したベンチは、安定した場所に設置してください。床の段差がないか、壁にしっかりつけられるかなどを確認しましょう。子どもが寄りかかったり、上に乗ったりする可能性を考慮し、簡単には倒れない場所に置くのが望ましいです。
完成品のポイントと応用
完成した収納ベンチは、見た目もおしゃれで実用的です。
- 収納力: プラスチックケースの中には、おもちゃ、本、ブランケット、季節小物などをたっぷり収納できます。中身が見えにくいフタ付きケースなので、スッキリとした印象になります。
- ベンチとして: ちょっとした腰掛けや、お子さんの踏み台としても使えます。(大人が座る場合は、ケースや板の強度を十分に考慮してください。)
- 応用: プラスチックケースの数を変えたり、縦横の組み合わせを変えたりすることで、お部屋のスペースに合わせたサイズの収納ベンチを作ることができます。天板を大きくすれば、ローテーブルとしても使えます。リメイクシートや布を貼って、さらにオリジナリティあふれるデザインにすることも可能です。
まとめ
今回は、プラスチックケースを重ねて作る簡単でおしゃれな収納ベンチのDIYをご紹介しました。特別な工具や難しい技術は不要で、短時間で完成できるのが魅力です。
DIYは、「自分で作る」という楽しさと、暮らしに役立つものができる喜びがあります。今回の収納ベンチ作りを通して、「自分にもできる!」と感じていただけたら嬉しいです。
ぜひ、この収納ベンチをあなたの暮らしに取り入れて、さらに快適な空間を作ってください。そして、もし楽しかったら、また他のDIYにも挑戦してみましょう!